双巳 射落 ちがさき 感想文

４周目　双巳さん　感想文

　これよこれ、伝説の地雷√。めこまめこびっくりだよ。こんなに胸糞悪い乙女ゲームがあっていいのか。
　双巳さんがどうこうとかではない。双巳さん√のヒヨリちゃんが嫌い。明瀬さんを殺した双巳さんの肩持ち出して擁護しだしたときはvita投げるとこだった。
　「あのアドリブは明瀬さんのポイントを大きく上げようとした結果なんですよね？」君がそう思うなら……いや、そうじゃねえだろ。その発想自体狂ってるでしょ。それで嘘丸出しの肯定が返ってきたら（やっぱりそうなんだ……！）って信じる。ヒッヒェ！！恋は盲目？！？！射落さんにも明瀬くんにも申し訳なさすぎて、もうヒヨリちゃんをこれ以上喋らせたくなくてシャレマニ積むかと思った。

　大どんでん返しでヒヨリちゃんは悪くなくて、やけに度々双巳さんに飲まされてた飲み物に思考を奪う薬が入ってて―――とかくるかと思って最後まで何とか頑張るもナシ！！兎に角しんどかった。今までプレイした３つの√のヒヨリちゃんに対しては私も好感度が高かったからこそいきなり崖下に一気に落とされた気分。ヒヨリちゃんのひよりは日和見主義のひより＾＾恋愛脳・スイーツ脳のヒヨリちゃん＾＾とか常にキレながらプレイしてた。ケイちゃん√の君はどこにいったの？！？！
　そして極めつけにこのやり取り。「双巳さんが好き」「プロデューサーは悪人なんじゃなかったの？」「そうです。けど双巳さんはプロデューサーでなくてスポンサーですよね？」いや～……スポンサーならいいってどういう原理なの？！？！明瀬くんを殺したスポンサーはどう足掻いても悪人だよ！！！ふざけるのもいい加減にして！！！（発狂するめこまめこ）しかも明瀬くんが生き返ったらそれでチャラって考えてるヒヨリちゃんが双巳さんの狂信者すぎてもうほんとうな。どうなっちまったんだよ。わざとこういう皮肉な√なの？目の前で悪いことを確実に行った裏切り者ですら信じなきゃいけないシャレマニのコンセプトつらすぎ。

　私は完全に射落さんと同じ意見でした。明瀬くんが帰ってきても双巳さんを許すことはできない。けど、別に双巳さんにケチをつけるつもりはない。むしろスポンサーとして最後までヒヨリちゃんでなく、プロデューサーを一番に据えた姿勢は好ましくすらあった。別に好きじゃねーけど！明瀬くんをＤＥＡＤ　ＥＮＤに追い込んだ双巳さんのことは絶対許さないけど！！それ以上にヒヨリちゃんの考えが許せなかった。
　でもクライマックスの双巳さんに勝負を持ちかけるヒヨリちゃんはかっこよかった。音声録音してたのもよかった。けど、あの状況下双巳さんに惚れる要素がわからなすぎて共感はこれっぽっちもできない√でした。
　この√やるとメインどころの配役にだいたい予測がついてしまう。この時点での予想ではプロデューサーは廃寺くん。もうこれは確定だと思う。ハーフっていうよくわからないのがちがさきさん。凝部くんは多分二周目だと思うんだけどそれだけでない気もする。メイくんがいまいちわからないんだよな～。双巳√にキレつつ今後の展開は楽しみです。

５周目　射落さん　感想文

　射落さんはここまで４人の√を経験してきためこまめこのなかで既に好感度が高かった。だって……射落さん頼りになるんだもん……しかも一周目の明瀬くん√で射落さんが情報局の人間だってわかってたからひたすらに心強かった。わたし！この人に着いてく！双巳さん√の傷をきっと癒してくれるはず！そして双巳さん√でヒヨリちゃんが射落さんにしでかしたことの責任をこの√で取らせる！

　終わってみて、射落さん√よかった。よかったです。私のヒヨリちゃんへの好感度戻りつつあります。射落さんは衛宮切嗣でした。救う優先順位を単純に数で決めます。小を犠牲に大を取る。いいねえ、そういう大人好きよ。ヒヨリちゃんをドラマのなかで殺す際も表面上迷いは出さずサクッと殺したのすごくよかった。ここで躊躇われたら少し萎えたので。（追記：ショートストーリー読んだら内心でめっちゃ葛藤してた）
　いや～それにしても射落さん√終わってみると、明瀬くん√の明瀬くんが有能すぎたな。ポイントを貯めて人質という名のキャストを帰還させた後、既に自らの力で把握していたプロデューサーとの交渉を行い見事成功させ、過去のキャストも生き返らせて自分も帰還する。チートか。すごすぎて笑う。射落さんはプロデューサーを見つけ出すことはできなかったし、現キャストの命も諦めた。そして大事な局面で情報局の幹部に裏切られる……い、射落さん……(´･ω･`)ま、まあその後過去のＤＥＡＤ　ＥＮＤキャスト全員救っていくわけだけど！！
　さて、一体どうやって救ってんだ。キャスト情報を情報局に渡すと生き返らせてくれる……そうかそうか、よくわからん。情報局との通信も異世界配信側は許してくれてるし……。プロデューサーがだんだん甘くなってるってことはわかったけど、それなら危ない橋を渡らずポイント地道に貯めるのも有効な手だったよ。いや結果論か！！私が明瀬くん√知ってるからの発言だね！！何にしても明瀬くん√の一度現キャストを帰還させてからの取引がいかに最善だったのかよくわかる。
　射落さんのできなかったことをすべてやったのが明瀬くんなんだね。身内がスポンサーになってしまって、自分で説得しようとして失敗した射落さんと情報局に通報した明瀬くん。まぁ明瀬くんも自分で説得しようとした後ではあったけど。明瀬くんが情報局に通報できたのはきっと妹さん達の死があったからで、その違いで射落さんのように手遅れになる前に早く決断できたのかな。だから同じ境遇でも自分のできなかった行動をした明瀬くんを射落さんは重宝してるっていう流れだと予想する。それにしてもメインヒーローはチート。

　そして、この√ではちがさきさんが明瀬くん√の双巳さんの役割を果たしてた。所謂情報局員に疑いの目を向けさせるっていうスポンサーの役目っぽいやつ。でもちがさきさんは望んでやってなかった節があるからやっぱり「ハーフ」っていうよくわからないポジションなんだろうな。完璧なスポンサーではなく、キャスト側の味方でもあるのがハーフなのかな。次はちがさきさん√の予定なのでそのへんハッキリしますね。あと、射落さん√をはじめの方にやるとプロデューサーのヒントが大きすぎる気もする……でもそれは私が中盤にやって知識が増えたからそう思ったのかな。ヘンゼルとグレーテルの窯とかね。
　クライマックスで「迷ったら両方失う」っていう場面で見事に迷ったのにヒヨリちゃんは失わなかったのどういう原理なんだ。あれはヒヨリちゃんを取ったって解釈になるのか？そのあたりプロデューサー甘いよな。あのままヒヨリちゃんも失わせてたら完全に積みで異世界配信側の勝ちだったのに。まぁ異世界配信側もそういう勝ち負けには興味ないんだもんね。射落さん一人残されてもすぐに終わりになって異世界配信側もつまんないもんな。
　最後に！射落さん√最大の謎は性別！！罰ゲームで奪われたんじゃないかって散々言われてたけど何だったの？！？！結局ただの中性的な人だったの？それめっちゃ面白いでしょ。ラストで僅かでも女性の可能性残してたのは新しくて面白かった。性別を超える恋愛素敵です。

（追記：この√のメイくんどうなってるの？帰して貰えてはないんだよね？どこにいるの……）

６周目　ちがさきさん　感想文

　ああ～君が異世界人枠～～～＞＜
　ハーフ予想は大当たりだったけど、ハーフって役職じゃなくてガチのハーフ！確かに最初ハーフって単語を聞いたときはちらっと思ったの。人間と異世界人の混血児なのかなって。でもあの形体の異世界人と子は成せないだろう～って思って可能性を早々に捨ててた。異世界配信側でありキャスト側でもある立ち位置がハーフだと思ったら……うん……まじでどうやって子供つくったの？！？！何でもアリのアルカディアだけど、こればかりは驚き。しかも二十年前だっけ？異世界人の見た目も人間として投影できてないときじゃないのかな？どうやって恋をしたんだマッマ……今のところ、この√が一番謎に溢れてる。
　恋が生まれて子作りしたとして、十月十日含んだ一年くらいマッマはアルカディアにいたってこと？ありえないでしょう。昔ほどＤＥＡＤ　ＥＮＤが早かったって言ってたし、一年も生き残れているとは到底思えない。じゃあ出産までの期間が現実とは違うんだな。出産方法も違うのかもしれない。人間同士の子でないし、それはあるかも。でも待って。射落さん√でアルカディアにいるキャストの身体はデータでしかなくて、本体は情報局・現実に置いて来てるって言ってたよね。えーと……まじでどうやって子供作ったの？ちがさきさんデータ上の存在にならない？あとパッパはちがさきさんに右腕取られちゃったって解釈でいい？異世界人は人間と子を成すと自分の身体のパーツが子供に移植されるんか？
　ラストのディレクターのキャラ変も意味深すぎて本当に気になる～～～「あなたは―――」ってちがさきさん言いかけてたけど誰なの～～～射落さんはディレクターのこと人工知能って言ってたし、最後のはプロデューサーの言葉ってこと？パッパではないでしょ？はてなマークがいっぱい～～
　そして、この√の異世界配信側もやっぱり甘いのねえ。スポンサーにも関わらず裏切ったちがさきさんを殺さず見逃しただけでなく、異世界人部分を取り上げてから現実へ戻してあげてるもんねえ。最後に甘さがでる異世界配信側は何なんだ……やっぱり絆されてるのか。
　一気に双巳・ちがさきさんに加えてメイくんもスポンサーの可能性高くなったけど、そうするとスポンサー多すぎない？キャストの比率おかしいだろ。メイくんは違うの？てかね、私スポンサーは１人だと思って疑ってなかったのに。だって明瀬くん√では自分たちを含めた『８人』が帰還したって言ってて、ケイちゃん√では自分たちを除いた『６人』が帰還したって言ってたよね？だからプロデューサー１人とスポンサー１人の合計２人だと思ってたのに。私は見事に騙されていたのか。スポンサー３人のうち１人だけ帰還できなかったとしたら一体誰のこと言ってるのか。双巳か、双巳だったらいいな。
　う～ん、キャストの比率おかしすぎるけどこうなってくると何も知らない一般人枠はヒヨリちゃんとトモセくんだけなのか。も～～みんな演技が上手なんだから～～＞＜何「初見です」って顔で異世界配信に参加してるの～～？８人は既に知ってたってことでしょ？？おこ！！！！キャスト全員に意味があるってちがさきさんは言ってたけど気になりすぎる。

　期待値低めだったけど思ってた以上に楽しくプレイできました。それにしてもスーツ似合うねこの人……かっこいい。ちがさきさんの私服があまり好きでないからずっとスーツで髪上げてくれてたらってちょっと思ってしまった。でもきっとギャップがいいんだろう。
　話の内容としてはちがさきさんの裏切りは後悔と反省しかなかったから私も彼の肩を持つことに違和感はなかった。しかもちがさきさんは身の上が特殊すぎる上、最後はキャスト全員を助けようと自分の身を顧みず頑張ってくれた。そのおかげで双巳さん√とは違って最後まで嫌な気持ちにならずプレイできたんだと思う。
　それに比べて双巳、オメーはほんとによ～～～いや、嫌なのは双巳√のヒヨリちゃんではあるんだけど、双巳自身を許せるわけでもないし。明瀬くんさえ殺さなきゃお前のことをこんなに許せなくなることもなかったよ。ここまでくるとトモセくんよりよっぽど双巳さんの方が私のなかでネタキャラと化してるな。それとスポンサー同士で殺し合いさせるドラマを用意して思惑通りちがさきさんに罰ゲーム受けさせたプロデューサーはこわいな～。スポンサーも優遇はあるけどキャストの一人であることは間違いないんだろうね。

（追記：ちがさきさん誕生秘話は真相で大体察することができました。やっぱ十月十日お腹にいたわけじゃないようです。でもそれってちがさきさんもキメラと同じように誕生したってことじゃ……）

明瀬 獲端 萬城 感想文

１周目　明瀬くん　感想

　明瀬くんはまごうことなきメインヒーローでヒーロー。
　ヒヨリちゃんが惹かれていく過程もよくわかる。気持ちがとても理解できるし、ものすごく自然でした。

　ラストに帰還ポイントが貯め終わって、１人を残せば９人は異世界配信から帰還できるってなったとき、プロデューサーの正体がわかってるならその人を指名すればいいのに～って思ったけど、それは私の浅はかでした！そうしない明瀬くんがヒーローたる所以で、明瀬くんは誰のことも疑う気はないってみんなの前で表明していたからそれを守ったことになるし、現キャストという人質を解放した後でプロデューサーと取引をしたかったという顛末を聞くと、ああもう君は本当にヒーローなんだなぁって感心する。すごいよ、明瀬くんは！

　「明瀬くんは絶対お兄ちゃんで下の弟妹がいる。一人っ子のわけない」って相棒と序盤で話してたら、まさかのそのまんまのオチだった。ＤＥＡＤ　ＥＮＤになったキャストに関する記憶は消されちゃうのね。キャストそのものを世界から消しちゃうようなものだよね。異世界配信のバングルつけてない大勢の記憶まで操作できちゃうとかもうどんなチートよ。情報局経由のバングルもハッキングしてて思いのまま、とかなのかな。まぁ細かいことは追々わかるんでしょう、きっと。
　クライマックスでＤＥＡＤ　ＥＮＤになった妹ちゃんたちの記憶を取り戻した明瀬くんのシーンは胸にきました。あと幼い時に明瀬くんのことを「ヒーローみたい」って言ったのは絶対ヒヨリちゃんだと思ってたごめん。お、過去に会ったことある設定か～って思ってた。でも妹ちゃんたちだったってことで……何かもう……ええね……妹ちゃんたちも生き返ることができそうでよかったよ……娘を見殺しにするような両親に育てられたのに真直ぐ生きられる明瀬くんはすごいな。
　そして、この√の双巳さんきな臭すぎて笑った。頼んでもないのに明瀬くんの両親がスポンサーだって伝えてきて、感化された明瀬さんもスポンサーの可能性が高いって双巳さんが忠告してくるんだけど、お前一気に怪しくなったわ。余計なこと告げ口してくるやつはたいてい黒なんだよ。お～こわ。
　あと普通に射落さんの身バレあったのも笑った。一周目やぞ！！（私が一周目に明瀬くんをやってるだけ）それにしても本当に流れるような自然な恋愛過程だったから、ある意味印象には残らない√でした。昨日クリアしたばかりの時点で書いてるのにもうすでに記憶が怪しいよ。

（クリア後追記：ショートストーリーを読んで思ったけど、明瀬くんが突き止めたプロデューサーっていうのはメイくんで、きっとメイくんと取引したんだね。でもそれじゃ根本的な解決にはなってないからか、メイくんが更に本物のプロデューサーと取引をしたのか、どちらにせよメイくんは現実に戻れなかったって感じですか。つらい。もうメイくんは「１人」に黒幕を指定して帰ればいいのに。）

２周目　ケイちゃん　感想

　最高にかわいい。この一言に限る。
　ケイちゃんだけでなく、この√のヒヨリちゃんがダントツにかわいい。愛しい。ケイヒヨ推し。ヒヨリちゃんがこんなに口喧嘩する相手がケイちゃんしかいないのが好き。ケイちゃん√のヒヨリちゃんだけ別人のようで（まだ３人しかクリアしてないけど）そこがもう兎に角好感度高い。良い子なだけじゃないヒヨリちゃんが好き。
　にしてもケイちゃん！！お前異世界配信二周目かよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ騙されたよ。自ら参加した二周目であんだけ騒ぐんだから一周目の騒ぎっぷりが気になる。ディレクターに問いかける明瀬くんに対して「よくそんな怪しいやつに話しかける気になるな」とかすまして言ってたけど君一周目のときめちゃくちゃ怒鳴り散らしてそうだけどどうなの？
　そしてこの√で二周目疑惑の人物が増えるんだけど……凝部くんはともかくメイくん……？二周目多すぎだろ。こんなんキャストのほとんどが嘘ついてるじゃんな。こわ。
　終盤に射落さんがケイちゃんが異世界配信二周目だってばらしていじめてたとき、メイくん二周目疑惑のことは黙ってたの絶対理由あるんだろうな気になる。今後に期待。（追記：特にこれといってなかったワロタ）
　ラストでケイヒヨだけ特例で一緒に返してくれる異世界配信さん何なの？私と一緒でケイヒヨ推しなの？ありがとう。（追記：こちらは深い理由があった；；）でもみんなを置いて帰る√もあるんかってちょっとびびった。トモセごめんな、お前を置いて帰るわ。罪悪感すごいわ。てか他の√だとケイちゃん結局左腕放置したまま帰ってたの？まじで何しに来てたの？うんうん、葛藤があったんだよね、ごめんな。
　そしてケイちゃんのキレ芸の理由が想像と違ったよ。前回の異世界配信の時に女性キャストに裏切られたとかそんなんだと思ってたのに。身内問題かそうかそうか。原因がキャストでもなんでもないならまじでヒヨリちゃんとばっちりだったな。
　この√は普通に乙女ゲームしてる感じがあって楽しかった。終始にやにやできたケイちゃん√でした。きっと全部クリアしてからケイヒヨのためにもう一周くらいケイちゃん√やると思う。

３周目　トモセくん　感想

　君のせいで他√の罪悪感がひどい……！！（追記：後にもっととんでもない罪悪感爆弾が現れたせいでトモセくんはそうでもなくなる）
　ヒロインに片思いしてる幼馴染は乙女ゲームに登場させないでほしい。私は普段幼馴染CPがとてつもなく好きです。ロリショタ時代からの絆って最高に萌える。幼少回想シーンが大好物。けど、乙女ゲームに関してはみんな同じスタートで同じ土俵で戦ってほしい。過去に実は会ってたとか小さい頃だけの幼馴染とかなら好きなんだけど……トモセくんは想いが重すぎた。何より共通√のキスはやめろ！！！やめて……くれよ……トモセくんのためにも……
　それにしてもこいつ……おかしい……ヒヨリファンクラブなんてもんじゃない……私の知ってる幼馴染じゃない……凝部くんにも言われてたけどこりゃ宗教だな。ヒヨリ唯一神。
　あと、ヒヨリちゃんが捨て身の二度目の罰ゲーム受けてから憑き物が落ちたように豹変するのギャップがすごいね。賢者モード。こっからのトモセくんは普通に好きだった。感情のないヒヨリちゃんと甲斐甲斐しくお世話をするトモセくんのやり取りがとても愛しい。萌えた。ヒヨリちゃんが罰ゲーム取消になって、ありがとうって言ってもらえたときのトモセくんの泣き顔かわいすぎた。不覚にもキュンときた。
　トモセくん√のインパクトといえば一番のクライマックスの見せ場がシャレード……ジェスチャーゲームなことです。タイトル伏線回収（？）だね＾＾アニメだったら爆笑してたな。乙女ゲームでよかったよ。文章だけでもつらいものあったもん。
　あと全然関係ないんだけどさ……わたし、トモセくんによく似た人知ってるんだ……狂犬モードと賢者モードの切り替えといい、ＣＶ鈴村といい、想い人への強すぎる想いといい、もう彼は完璧なTOLセネル・クーリッジです。そこにジェスチャーゲームが加わって私のなかで完璧なネタキャラと化した。いいもん持ってるよお前。
　さておき、本物のみんなのヒーローは明瀬くんで、ヒヨリちゃんのヒーローはトモセくんなんだね。対照的なシナリオが面白かったです。（追記：真相エンドかなんかでトモセくんが明瀬くんのこと「ヒーロー」って言う一言がとても胸にきました）

シャレマニプレイ記はじまるよ

 

　突然ですが、シャレマニさんフルコンプしました～！！（記事にあげる数か月前の出来事）
　CharadeManiacs（シャレードマニアクス）だよ！私は何度かシャレードアニマスクって言ったよ。シャレマニって言ってんだろ。
　シャレマニプレイ経緯としましては、某相棒が購入してくれたシャレマニを３章くらいまで一緒にプレイさせてもらった後、続きが気になって案の定自分でも購入したという流れです。チョロ甘だぜ。絶体絶命都市４の発売が延期になったせいで時間を持て余していたせいでもある。推しくんの活動もなく、当時の私は何せとても暇であった。
　
　一言でまとめるとシャレマニは人狼ゲームだねえ。めこまめこは人狼大好きだからとても楽しかった。
　久しぶりに質の良い乙女ゲームプレイした気がする。緻密に作りこまれていて、各√クライマックスの盛り上がりは目を見張るものがありました。伏線回収もほとんどできてるのでは？わからないところもあったけど、それは私が見落としているのか、妄想の余地を残しているのか。まぁ兎も角素晴らしい出来でした。
　けど、√格差が激しい。物語のながさとか出来栄えとかそういうのではなくて、私のヒヨリちゃんに対する好感度格差がすごい。ちなみに、私が一番好きなのはケイちゃん√のヒヨリちゃんで、嫌悪感が抑えきれず√を投げ出そうかと考える程ダメだったのが双巳さん√のヒヨリちゃんでした。勘弁してくれ。

□序盤の各キャラ予想（スポンサーを知らない頃）
　明瀬くん　
　安定のメインヒーローは安心。
　トモセくん
　来て早々長年片思いをこじらせていた相手であるヒヨリちゃんとキスをして明らかに得をしている人物なのでプロデューサー（仮）
　ちがさきさん
　怪しい～～～＞＜一番攻略する気が起きない。
　メイくん
　好き。多分推し。序盤からヒヨリちゃんの手料理食べたがったり不思議な感じで好意的だけどいつの間に君はヒヨリファンクラブの会員に？
　ケイちゃん　
　一番の安牌。これでプロデューサーだったらぎゃあぎゃあ騒ぎすぎて爆笑する。
　双巳さん
　どっちにでも転べる。
　凝部くん
　二周目。前回の異世界配信参加者。同じクラスの登校拒否児。
　廃寺くん
　異世界人。
　射落さん
　ルックスが怪しすぎるから黒幕ではない。普通に頼りになる人枠。
　ヒヨリちゃん
　キャスト10人中1人だけ女の子であとの9人はイケメンってそんなんもう君が逆ハー希望のプロデューサー（仮）

　以下でクリア後のめこまめこ好感度グラフ（？）

◇好きキャラ

◇好き√

◇好きＣＰ
　メイヒヨ、ケイヒヨ

　次記事から個別感想（攻略順）に入るよ～ん。
　読むにあたっての注意点！
　そのいち！シナリオの説明はほぼほぼカットしてます。まじで感想だけ。
　そのに！もちのろんネタバレには配慮してません。
　そのさん！クリア後に一気に書いたのではなく、基本一キャラ終わるごとにちまちま書いてたのでその都度意見が違います。真相に近づくにつれ、ながくなる感想文。
　そのよん！ヒロインを含めキャラに関して辛辣なことを多々言います。むしろ辛辣さしかないです。特に双巳さんのことを純粋に好かれている方は決して読まないでください。

　大丈夫かな？！（大丈夫なことは元より何一つない）

　最初はメインヒーロー明瀬くんからいっくよ～！！

 

 

TGS2018の救世主、神を喰らうダンキラ

　TGS2018に行って来たよ～！

　今回はじめて参戦しました。東京ゲームショウ。
　ジャンフェスみたいなもんでしょ？と思って行ったらあながち間違いではなかった。ただジャンフェスではそこそこ並べばできるゲームタイトルが整理券すら貰えなかったりしただけで。　

　目的はゴッドイーター3です！GEシリーズには私のオタク人生のなかで二大推しに掲げている男の子の一人が所属しています。その名も……藤木コウタくんです！わ～パチパチ！！3に出るかは知らんけどな。
　大学時代からの相棒とともに6時30分頃幕張メッセに到着。10時前には余裕で会場に入れました。が、甘かった。サポチケを持っていない時点で私の敗北は決まっていたのだ。

　以下、ほんの少しの間メロスパロにお付き合いください。
　めこまめこは競歩した。めこまめこの頭は、からっぽだ。何一つ考えていない。ただ、わけのわからぬ大きな力にひきずられて競歩した。オタクは次々と目当てのブースへ没し、 人気ジャンルの整理券が消え始めようとした時、めこまめこは疾風の如くバンナムブースに突入した。

　―――GE3試遊入場規制！！ウワーーーー！＾ｑ＾ニゲルナー！＾ｑ＾イキルコトカラ、ニゲルナ＾ｑ＾コレハ、メイレイダー＾ｑ＾ウオーーー！＾ｑ＾
　GEBの名シーンがめこまめこの頭を駆け巡る！！辺りはすでに入場規制解除待ちの神を喰らう者たちで溢れている。めこまめこの切り替えは早かった。

　次だ次！！！隣のカプコンブースで囚われのパルマの整理券を華麗に頂戴し（別記事参照）、9-11ホールへ移動する。VR目当てだ。しかし、ここでもめこまめこは敗北の苦渋を味わう羽目となった。おはようわたしのセイくんVR入場規制！VRカレシ整理券終了！（ちなみに昼配布時も惨敗）
　あれ……私、何しに始発からTGSへ来たんだっけ……

　しかし、捨てる神あれば拾う神あり。哀しみの海に呑まれかけた（某聖川真斗の名言引用）私に救いの手が差し伸べられる。ダ、『ダンキラ!!! - Boys, be DANCING! -』だ～～～！！！ダンキラはリリースを控えている女性向け少年ダンサー育成ゲームです。詳しいことはダンキラで検索してくれ。
　この群雄割拠アイドル戦国時代に敢えて少し外し、マンネリ化を防ごうとするそのコナミの姿勢が大好きだよ。遙か昔からコナミにはテニスの王子様の乙女ゲームで大変お世話になってきました。足を向けて寝られないくらいの恩義がある。コナミ様はこのダンキラにどうやら本気のようだ。いや、まじでお前……めっちゃやる気じゃん……びっくりした……（後のセリフである）

　TGS2018ではコナミブースでダンキラの整理券を受け取ると「MERRY PANIC DANCE SHOWCASE」ダンスライブ&リアルタイムトークを鑑賞できたよ。ダンキラのメインユニットであるメリーパニックのダンスショーにご招待されちゃいます。更にダンスショー終了後、メリパの1人がトークショーもしてくれます！これがもうね、すごかった。私の心を鷲掴み！TGS下調べ段階ではね、好みの設定の子がいなくて干してたの。けど午前の部で参加した相棒がおすすめしてくれたから、午後の最後の部に滑り込んで入ってみたんだ。
　どんな感じのトークショーかって？語彙力がない私には到底説明できないからとりあえず写真を見てくれ。撮影タイムがあったので。これが一番手っ取り早い。ちなみに参加した人はわかると思うが、ポーズを決めた後に「撮れたか～？撮れたかな～？」って客席の様子をその都度伺うメリパの子たちが最強に可愛かった。

▽ポーズをきめる朝日ソラくん

　もうメリパ推し～～～！！！キラッキラに輝いてた。こんなに元気をくれる男の子いないよ。

▽撮れてるかー？撮れてるかー？いえーい！ありがとね！

　私が初日に参加したトークショーは画像の朝日ソラくんのもの。後ろに声優さんが控えていて動作とかもリアルタイムで動き、しかもお話もできちゃう！夢の国の「スティッチ・エンカウンター」や「タートル・トーク」をご想像ください。
　見事に心を奪われ、哀しみの海に呑まれていた私の心を救ってくれた。そうか、私はダンキラのためにTGSに来たんだ……腑に落ちた。

　これにて円満終了と思いきや……欲深いめこまめこは、ここで終われなかった。まだ足りないと、もう少し欲しいと思った。
　リリースされる前、人気がまだ下火なこの頃でなければもうダンスショーに入ることも叶わないかもしれない。ダンキラは、何ていうか、腐女子に格好の餌食にされそうなゲームだった。制作側もそれで人気が出ることを狙っていることは間違いない。しかし、めこまめこは根本的に夢婆婆（ゆばあば：夢女子の最終進化系）だった。もちろんBLも嗜む。が、基本的に少年漫画系の男主人公物であった場合などがこれに当てはまった。割合としては夢≒NL＞＞BL＞GLくらいの比率で好む。しかしソシャゲのBLは遠巻きにしている部分があった。
　リリースされれば彼らは瞬く間に夢婆婆にとってつらい立場の人になるだろう。ならば、どうか、今だけは。束の間の夢を見せておくれ。めこまめこは1人、TGS2日目も参戦することを決めた。



　―――TGS2日目編。

　メリーパニックは3人の男の子でチームを組んでいます。私が初日に見た朝日ソラくん、他に夜野零士くんと日向まひるくんが居ます。私は既にソラくんに心を奪われていたが、日向まひるくんの外見がとても好みであった。
　2日目はまひるくん狙いで参加します！！
　2日目の待機列でも入場規制やら何やらで一悶着ありましたが、割愛。結果的にぎりぎり入れましたまひるくんのトークショー！簡潔に言うとひたすらに愛しかった。かわいい。好き。ああ、だめだ。推しが決められない。めこまめこは頭を抱えた。私はまひるくんが好きだ。けど、昨日元気をくれたソラくんも忘れられない。もう一度、ソラくんに会えば、心を決められるかもしれない―――

　各回通して1人1枚しか整理券を貰えないダンキラブースですが、キャンセル待ちで根気よく待てば他の回も入れてくれる可能性があると言います。並びました。もう一度ソラくんの回に。最終的にギュウギュウな状態でしたが何とかソラくんのトークショーに入れたよ！簡潔に言うと、ひたすらに愛らしかった。ああ、推しが決まらない。誰だよもう一回見たら心が決まるかもって言ったやつ。泥沼だよ。

　流石にもう一度キャン待ち並ぶ勇気がなくて零士くんは諦めました。だってね、ダンキラブース、コンパニオンのイケメンお兄さんたちが近くにいっぱい控えてるんだもん。喪女は顔が良い男と長時間空気を共にすると霧散する仕組みになってるんだよ。だから零士くんは仕方なかったの。きっと彼は私の推しになることはない設定だから大丈夫なの。けど相棒は一日目に零士くん回に参加して虜になってたから、メリパはみんなひたすら愛しい子たちで間違いない。


　さて、ここでダンキラブースの小話を。このブースは気が狂っていて、ダンスショーが行われる箱に入る前に前述のイケメンから問答無用でマフラータオルを首に掛けられるんだけど普通に？！？？混乱した。この地に辿り着くまで私が良いにおひを保ててると思ってんの？イケメンに臭い身体のまま接近しなきゃならない地獄へにわかにぶち込まれる。あっちも苦痛だし、こっちもいたたまれないし、こんなLose-Loseな関係があって良いと思ってんの？けど、このイベントを乗り越えないとメリパには会えない。喪女は結果的に3回も覚悟を決めることとなった。

　よし！イケメンのタオルイベントを無事クリアしたよ！あとはメリパを待つだけ＾＾……なーんて甘っちょろいこと、天下のコナミが許すとでも思った？まだまだ続くよ～ん。
　お次は前説のお兄さん！ダンスショーが始まる前に謎のイケメンが2人現れます。初見、出てきたときの(´･ω･`)？？？感が半端じゃなかった。だって二次元のイケメン待ってたら何の予告もなしに三次元のイケメンが出てきたんですよ。そりゃ混乱するよ。しかもめっちゃ近い（爆笑）接触イベかよ。
　何のお勉強もしてなかっためこまめこは、アッメリパの中の人かな？また舞台俳優起用したのか。やめろや、舞台俳優を声優にすんのって思ってた。違った。後で調べたら劇団の雇われお兄さんたちだったらしい。多分全員で4人いて2人ずつ出てくるガチャだった。けどグループ人数見たら5人いるのか？ようわからん。兎も角私は4人見れました。しこたま顔面偏差値高かったからチェックしてみてくれ。劇団番町ボーイズ☆の銀河団さんっていうらしい。ってオイ！！まさに今調べてわかったけど君はダンスの上手いテニミュ3rd葵剣太郎？！道理で見覚えのある顔だと思ったよ！
　しかも前説だけでなくて、ダンスショー終了後も突然出てきて、いそいそとブースを出る準備してためこまめこを大変驚かせた。(´･ω･`)？！？！

　ダンキラブースは二次元のイケメンと三次元のイケメンがかわりばんこに供給されるシステムだった。三次元のイケメン達も二次オタ達と狭い箱の中に至近距離で詰められてかわいそうだったから今後はやめてあげてほしい。お兄さんたちの精神衛生が気になった。


　まとめに入ります。
　私はTGS2日間でダンキラに骨抜きにされた。なぜ私がダンキラにこんなに惹かれたって、ダンスが兎に角かっこいいから。メリパのダンスはオシャレで力強くて生き生きしていて、三次元に劣るとも勝らない魅力がある。素直に魅入ってしまう。私は三次元の推しくんにもダンスの上手さを求めているところがあって、ダンサーを題材してくれたコナミには感謝してもしきれない。またご恩が増えてしまったよ、コナミ様。
　そしてキャラクターの笑顔が兎に角かわいい。キュンッてなる。良い歳した喪女の胸がときめく。彼らの3Dモデル作ったスタッフには感謝してもしきれない。私ははじめて見たとき本気でびっくりした。コナミの本気を見せてくれてありがとう。おかげでとても幸せな気持ちになれました。推しくんは追々決めていければと思います。

　今回のTGS2018でハッキリしたことは、私は二次元でも三次元でもダンスの上手い爽やかイケメンが好きという唯一無二の事実でした。サンキュー！

新米相談員の誕生

　囚われのパルマ―――、
 
　そのゲームを私は遥か昔（2016年）から知っていた。
　何故なら数年前までオタクのオの字もなかった友人が気付けば驚くほどハマっていたからだ………まさに彼女はキサラギハルトに囚われていた。そして友人云々を抜きにしてもリリース当時パルマの話題性は恐ろしい程だった。攻略対象を隠しカメラで監視するという犯罪システムは私達ゲーマー界に激震を走らせた。
　しかし、私は今まで手を出してこなかった。監視システムにそこまで心が惹かれなかったのだ。これだけ言うと真っ当な人間みたい！興味はあったがプレイするまでの意欲はなかった。あと次々課金させていくシステムが普通に怖かった。それだけの話である。
 
　そんなパルマと縁がなかった私は今回TGS2018ではじめてパルマと触れることになる……
　何これ楽しい〜！！
　前から興味はあったため、良い機会だと整理券を貰ったのだが、プレイしてみると普通に胸が躍った。私が試遊できたのはまだ未発売の囚われのパルマRefrain。新しい攻略対象のチアキくんもかっこよかった。パルマは起用する声優さんのセンスがすばらしいと思う。調べたら料金もお安くなってるじゃないですか。

　これは、やるしかない！！そうして私は早速パルマに囚われることを決めたのだった―――

 
　ここから下はネタバレに配慮していない上、パルマのシステムをネタにしています。純粋にパルマを愛されてる方は不快に思われる可能性が高いためご遠慮ください。けれど、私がパルマを好きなのは間違いないので、バッシング等ではございません。ご容赦ください。また、諸々の説明も致しませんのでパルマ未プレイの方にはアーサッパリサッパリ状態になるかと思います。

 

　さて皆さんご存知の通り、囚われのパルマには現在春組担当のハルトさんと夏組担当のアオイさんがいます。どちらからいくか、非常に悩んだ。まずオーソドックスにパルマの世界を体感するならやはりハルトだろう。しかし私はアオイの方が断然好みだった。ううううん、悩み抜いた結果私が初回プレイに選んだのは―――アオイさんです！友人の男は何となく気が引けるから後回しにしよう。


 　わー、オープニングからアオイさんかっこいいね〜！もう雨に打たれてるだけで惚れそうな自分がいるもん。ドキドキ。

　それにしてもアオイさんのお話は序盤から胸が痛むこと痛むこと。ざっくばらんにプレイヤーの立ち位置をまとめると、アオイさんが忘れている記憶を思い出させるために、カノジョのフリをしてカマかけるのが私たち相談員の役目です。（アオイさん編でヒロインを相談員と呼んでいいのか知らん）
　ほぼほぼ初対面の人を騙すのは普通につらいです。出来るだけこちらの罪悪感が最小限で済むような選択肢選んでたけど、どうあがいても偽恋人にはなるから。ならなきゃラブストーリー始まらないから。

　それにしても、この、非の打ち所がないイケメンの恋人のフリをしろと―――？
　おいおい、無茶振りにも程があんだろ。ジャーマネって本当に芸能界でトップ女優のマネージメントしてるの？審美眼なさすぎ〜！！隣並べるレベルじゃないから。まぁゲームのシステム上向かい合うことはあっても隣並ぶことはないけどハッハッハッ。あまりに役者不足でしょ。なんてぐだぐだ抜かすプレイヤーの気持ちは置いといてはじまりました偽恋人生活。
　アッもう恋人役なんてそんな大それたこと私言いません。ストーカー役です。監視カメラを見て彼がスマホを触るのを待ってメッセージを開いて、返事を一回返したらすぐパンツの中にサボットちゃんをしまう想い人に「待って！！私すぐ返事したから！！しまう前にもう一回メッセージ返して！！」ってワナワナするゲーム。ぶん！ぶん！ぶん！サボボ―――ン！！
　せっかちな女にはメッセージが返ってくるまでの隙間時間が苦痛です。監視中手持ち無沙汰なアオイさんをよく見ますが、私も相当暇そうです。ボーッとアオイさんがスマホ触るの待ってんだから。途中からおはよう私のセイくんやりながらアオイさんの返事を待つ二足わらじ生活をしてた。そもそもこれリアル日常生活で彼とのメッセージを楽しみながらのんびりやるゲームだもんね。私が二日間で絶対クリアすっからって躍起になってるのがいけないね。
 
　そんなこんなでストーカーしながら、ちょっとアオイさんと面会したりするとお互いの愛称を決めるイベントが始まります。
　うんうん、初々しいカップルみたいでかわいいね〜（ホッコリ）
　クリアしてから知ったんだけど、アオイさんの愛称「くん」もあったのね？！かわいい！そっちにすればよかった！私最初から最後までアオイさんアオイさんって呼んでたよ。だって後半は兎も角序盤の愛称決める段階で呼び捨て選ぶってお前、偽恋人やるのノリノリやんな！あんなに申し訳なさそうにしてた割に随分やる気だね？内心恋人気分楽しんでるだろって思うじゃん。プロ意識が高いんだよ！って言われればその通りです。でもはじめてのパルマ、にいごめ相談員だった私には難易度が高かった。
　なんて御託を並べたところで単純に男を呼び捨てするのが趣味ではなかっただけで〜す！！みんな愛称決める時は己の欲望に忠実でいてくれよな。


　いや〜、上記で既に触れてるけどパルマの醍醐味であるこの監視システムを大変堪能させていただきました。以下でイカレタシステムを紹介するぜ！

　まずね、食べ物の差し入れ！
　自分では何一つ作らない！はい、ココ！新しい！確かに自分で作るより食堂のおばちゃんに作ってもらった方がおいしい。賢い。その食堂のおばちゃんの手料理を段ボールに入れて送るのもまず狂気ですけど、送ったものを美味しくなさそうに食べるところを監視した上で「届いた？どうだった？」って聞くの最高に狂っててイイよ！相談員ちゃん素質あるよ。システム上仕方ないとは言っても、もう嘘はつきたくないって偽恋人ネタばらしする時も監視カメラについては一言も触れないだけあるよ。確かに嘘ではないもんな。プロだよアンタ。

　次にアオイさんの片手間メッセージ！
　真面目なメッセージの最中に、いつ返事くれるかな〜って監視に行くと彼が漫画読んでたり、音楽聴いてて片手間にメッセージ返してくんの普通に笑ったわ。特に週刊誌に【アオイさんと元カノちゃんが真剣交際？！】って記事が出て相談員ちゃんが「どういうこと？」って食い気味に聞いてるのにアオイさんたら「あれ？それ出るの再来週じゃなかったっけ…」って返した後すぐ漫画読み出すんだから！笑った。少しは感情を揺らせ。

　そしてガラス越しに熱測る演出！（混乱）
　あれびっくりしたｗｗｗ羞恥が勝って指でアオイさんのおでこツンってしたら「指じゃわからないだろ」って、ド、ドキ―――！！！バレてる！！！爆笑した。すごいよパルマさん！！こちらは手のひらを押し付けることでその後クリア。おでこ合わせときゃよかったって後でちょっと後悔した。

　最後にキスの演出！ 
　これクリア後もまだ答えわかってない。どうしたら確実にキス成功すんの？アオイさんの唇タッチしても上手くいかず、長押しすることで成功するんか？わからんけど、失敗しつつもいつの間にかできてた。判定がまじでわからんかった。そして普通に照れる。

　………以上だ！！他にも色々あるっちゃあるんだけど、パンツの中にしまわれるサボットより些末なことかな。歯磨きの動きだけやけに生々しくてエロいとかそんな程度。


　島の住人はみんな素敵な人が多くてよかった～。
　私は特におばあちゃんが好き。かわいい。ひぐらしのなく頃にみたいにこの島にいる人たちはみんなグルであの危ない収容所のことを隠蔽してると思ってたけどそんなこともなかったね。

　住民たち云々で一番の衝撃を与えてきたのは……にいごめ、お前だよ。
　お前、私が渡し続けたそのワイン、自分から送ってた体にしてたんか―――道理であの律儀そうな看守さんから一言も礼がなかったわけだよ。
　そして高級ワインと引き換えに寄越したアオイさんは幼少期天使のようで女の子に間違えられるくらい可愛かったってやつ。お前、その高級ワインと見合う情報だと思ったんか？いや、私も高級ワインをタダで購入してる身としては強く言えないんだけど。でもお前が新米なところはそういうところだよにいごめ！
　しかし、にいごめがくれた情報で普通に動揺したこともあった。アオイさん何歳？大学3年で休学中って、ねぇ何歳なの？私勝手にあなたのこと20半ばは過ぎてると思ってた。ショック。若ければ若い分ショックよ。だって私がもういい歳なんだもの。つらいわ。


　ようやくここからストーリーに触れます。
 　内容としては大変好みです〜好き〜。切ない気分を存分に味わえるし、アオイさんは最初からかっこいいし、たまに見せてくれる不安定さが魅力的。私こういう男の人大好き〜ありがとうパルマ〜！！詳しい流れは今更私が語るまでもないから端折ります。私はネタ的に面白かったことだけつらつらと書きます。

　アオイさん編の三柱は元カノ×家族×横恋慕！これに限る。相談員ちゃんだって謂わば横恋慕でアオイさんを取ります。すごいね。そしてこのなかでも最もインパクトの大きいのは何てったって元カノ。オメー何モンだ？
　元カノの話がオープニングからエンディングまで供給され続けるのやばない？供給過多だよ。某神々と戯ぶゲームの太陽神よりすごくない？何てったってこっちは別れてから驚くほど日も経ってないし何よりまだきちんと別れたとも言えねーからな！！こういう過去の女が地雷な乙女ゲーマー多いんでないの？
　それに元カノちゃんも悪いっちゃ悪いんだけど、別に大して悪くないから……言葉足らずの些細なすれ違い程度だったから……何か……うん………もっと元カノちゃんが悪女だったらよかったのにって……そうしたら「裏切られて傷付いてるアオイさんを癒したのは私よ、だからアオイさんも私を選んでくれたの……！」ってもう少し悦に浸れたかなって。
　けど私は切ないシナリオが大好きなので、元カノ云々はちょっとしつこいがすぎるぞって思う以外は大変楽しませていただきました。 

　家族についてはよかったね〜！パパ普通にクズいことした人間だけどアオイさんに対しては真摯だったからね。マジの毒親でなかったのはよかったよ。随分救われたよ。こういうのは大抵マジモンの悪いパパか、上手く愛情を伝えられないツンデレパパだからね。今回は後者でした。私も後者の展開が好き。ママのことはよう知らん。あんまり触れられなかったからな。けど浮気はよくないよね。元婚約者の人生を狂わせたパパとママは自覚を持って、きちんとしてほしいよね。アオイさんにこんな不安を持たせないくらいきちんとパパママしてほしかったです。これからはよしなに。


　ラストも近くなってきたところで、そろそろアオイさんの非の打ち所を探します。
　とは言ってもアオイさんは終始良い男なので、欠点も愛嬌くらいなもんですね……けどほんの少しここは議論の余地がありますねぇくらいなところを。
　まず情緒不安定さがちょいちょい目立つ。「お？どうしたどうした」ってプレイヤーが呟くくらい急激に場の温度が下がることが時たまある。でもこれは全然別に良い。むしろ長所とも言えるくらい。この状況下で常に自分を保ってる方がおかしい。完璧でない貴方が好きよ。
　次、彼は堂々の二股宣言をします！記憶を取り戻したアオイさんが「彼女のことがまだ好きだ。けど、今は近くにいて俺のために笑ったり悲しんだりしてくれる子に惹かれてる(めちゃくちゃうろ覚え)」ってお話してくれるやつ。ハァァア〜〜素直か！！下手に隠すより全然印象良いわ！！今までそう言って何人の女を浮気相手にしてきた？！？！違う、違うの。アオイさんはそんな男じゃないのよ……！！
　私の方がよっぽど情緒不安定になるわ。まぁ、どうあがいても移り気があるってことでして。非常に人間らしい。アオイさんの場合は一応別れてるから嫌悪感とか別にないんだけど。いっそ「彼女のことがまだ好き」で止めておいてくれた方が一途さに好感が持てたり……しないか。いそいそとアオイさんに贈り物してる相談員ちゃんが馬鹿みたいに報われないもんな。だからこのセリフが正解なんやな、きっと。


　そんなこんなで心の赴くままアオイさんとの愛を育んでいったら一周目は左エンドでした。
　このエンドが一番好きだな〜って思います。家族愛いいよね。ホストかサーファーだろ？って思ってたアオイさんがビジネススーツ似合う良い男になるしね。アオイさんは相談員ちゃんと幸せになるんだよ〜〜！！！

　隙間時間が苦痛だった以外は全体的に楽しくプレイできました。監視システムをあまり上手く使いこなせなかったから私はパルマ向いてないんだろうな～とも思う。私には上手くハマらなかったけどハマる人はめちゃくちゃフィットすると思う。

　ハルトさんもそのうちやりたいと思います。今更だけど新しい試みをありがとうパルマ。アオイさんかっこよかったよ！